寄稿文

平成29年度 中体連だより

中体連だより「部活動を振り返って」 静岡市立長田南中学校 鷲巣 叶芽

私達が中体連で全国大会出場を目標としたきっかけは,私達が一年生の時の中体連でした。どんどん勝ち進んでいく先輩達が格好良く輝いて見えました。最終的に,先輩達は東海大会へ出場されました。そして,いつの間にか私達は全国大会へ行きたいと思うようになったのです。

長田南中学校の部訓は「剣心一如」です。これには,「剣と心は一つの如し」という意味があることを聞きました。私は本当に「剣心一如」ということを痛感しました。心が不安定な時は剣道が思うようにできず,さらに不安や不満が募るということもありました。

私達はいろいろな大会に出場するようになり,ある問題にぶつかりました。それは「チームで試合をする」ということができていないということです。私自身も自分が勝つことに集中してしまい,チームのことを考えていませんでした。常にチームの一員であることを意識して試合に臨むように改善し,私達は最後の中体連を迎えました。市大会では,優勝することができましたが,県大会では準々決勝で敗れてしまい,残念ながら全国大会に出場することはできませんでした。でも,先輩達と同じように,東海大会に出場することができました。

試合では,登録選手が全員出場し,決勝トーナメントまで勝ち進むことができました。最後の大会で,部員みんながチームの一員であることを意識して試合に臨んだ結果だと思います。

私達がこれまで頑張ってくることができたのは,先生,コーチ,保護者,先輩,後輩の支えのおかげです。本当にありがとうございました。

後輩には,私達以上の活躍を期待しています。

静岡市立長田南中学校

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