寄稿文

平成29年度 少年剣道教育奨励賞 SBS錬心館(駿河区)

「全日本剣道連盟少年剣道教育奨励賞を受賞して」  SBS錬心館 塚本博士

この度は、全日本剣道連盟より平成29年度 少年剣道教育奨励賞をいただき大変栄誉なことと館員一同喜んでおります。また、静岡県剣道連盟、静岡市剣道連盟をはじめ、関係された諸先生方には心より感謝申し上げます。

SBS錬心館は昭和48年にカルチャーセンターであるSBS学苑剣道教室から始まりました。現在は静岡市立高松中学校武道場をお借りして稽古に励んでおります。父母会、指導者、館員が三位一体で運営しており、お互いの信頼と協力で成り立っています。駿河区登呂の近くには剣道道場が多く、道場生確保が非常に厳しい状況です。しかしながら今回の受賞を受け、益々頑張らなければという気持ちになりました。

普段の稽古は基本重視の稽古を行っています。9月には小学生から一般まで参加して三ヶ日合宿を行います。2日間みっちり稽古をやります。基本稽古はもちろん、故羽賀忠利範士八段から受け継いだ、竹刀での新聞切り稽古をしています。(新聞切りは左右の握りができていること、振り下ろす速度と手の内の冴えなどが一致していなければ切れません)子供たちから一般まで全員で新聞切り稽古をします。また、合宿の最後は、面や小手に風船を付けて全員で風船割りをして合宿を終わります。

このように厳しくも楽しく剣道をやっております。 子供たちには、剣道の教えを通して、子供達に思いやりや人の痛みがわかる人間になってほしいと思っています。

「全日本剣道連盟少年剣道教育奨励賞を受賞して」 SBS錬心館 塚本博士

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