会長あいさつ・組織

会長あいさつ

「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」令和7・8年度 会長 桂 山 洋 一

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(1)新しい年度を迎え

静岡市剣道連盟会員のみなさまにおかれましては、平素より本連盟(剣道・居合道・杖道)の各種事業の実施におきまして、ご理解とご協力をいただき、まことにありがとうございます。
令和8年度が始まりました。4月29日に行われました通常総会において、昨年度の実施事業や各委員会の活動内容、決算報告について確認され、そして、今年度の実施事業、予算計画、規約改正が承認されました。
今年度も、剣道・居合道・杖道を愛好されている会員のみなさまにとって、より楽しく、気持ちよく、それぞれのめあての実現に向かって充実した一年になるよう、役員一同で力も尽くしていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

(2)「人間形成の道」を「ともに歩む」

今年度の会長挨拶の題名には、「剣道の理念」を掲載させていただきました。
「剣道の理念」は、1975年(昭和50年)3月20日に「剣道修錬の心構え」とともに全日本剣道連盟によって制定されました。
この「剣道の理念」に関することについて、「公益財団法人 全日本剣道連盟」が発行している「月間 剣窓」の令和8年5月号には、連載記事「みちしるべ」第6回に、全日本剣道連盟会長 真砂 威 氏が寄稿されています。
その一節を紹介します。

・・・・(中略)・・・・『剣道の理念』は、意外と若い剣士には知られていません。実際に「見たことも聞いたこともない」という青少年剣士が多いのには驚かされます。若年層の“試合勝利中心主義”による剣道の乱れが指摘されて久しいですが、『剣道の理念』を教えずして、これを嘆いてみてもはじまりません。これは偏に指導者に問題があると言わざるを得ないでしょう。・・・・(後略)・・・・(「月間 剣窓」令和8年5月号 P.26より引用)

剣道を青少年に指導している「指導者の心構え」について、厳しいご指摘をされています。
また、「月間 剣窓」令和8年4月号には、全日本剣道連盟の「令和8年度事業計画」が掲載されており、その重点事項として20項目が設定され、その最初に掲げられている「1 普及」の(1)には、以下の内容が位置付けられています。(以下、剣窓4月号から引用)

(1)高段者及び指導的立場にある者に、体罰・パワハラ等を惹起させないための予防・抑制策を、研究・検討する。

昨年度から、この点については、全日本剣道連盟がリーフレット「“ハラスメント” しない! させない! 許さない!」(以下、「全剣連リーフレット」と表記)を作成(2025年6月第1版)して、注意喚起、啓発活動を行っています。今回の本市連盟の総会にも参加者の皆さんに配布をしました。
その「全剣連リーフレット」の「まえがき」の一節には、次の一文が掲載されています。

・・・・(中略)・・・・日本の伝統文化である剣道修錬の場においてこそ指導者は自らの立場に謙虚であるべきで、稽古に名を借りて暴力をふるう行為は絶対に許されません。そこで、剣道界におけるハラスメントの防止と一掃に向け、指導者をはじめとする関係者にさらに注意を喚起するためこのリーフレットを作成しました。

このように、今年度になり、全日本剣道連盟から「剣道の理念」、「剣道を指導する立場にある者の心構え」についてのメッセージが送られてきています。

私が会長を務めてから、この挨拶の中で、私の好きな言葉「交剣知愛」について掲載させていただいています。 稽古を通して、様々な方々との出会いがあります。その出会いが「交剣」という言葉に含まれていると思います。
出会う方々は、まさに「老若男女」であり、取得されている段位・稽古/修行歴も様々。だからこそ、その出会いから学ぶことは多くあります。その稽古の中で、相手に打ち込めたことで自分の良さを実感したり、自分でも気が付かなかった良さにも気づくことができたり、なぜ打てたかを振り返り、打つまでの過程を確かめたり、それ以上に、自分が相手に打たれたことで、打つことができなかったことで、自分の課題を発見することができる・・・・「打って反省、打たれて感謝」の気持ちです。
自分の良さを磨き、課題を解決しようとする機会を与えてくださるのが、自分と稽古してくださっている相手です。お互いがお互いの成長を支え合っている、その関係の中で、お互いが成長することができている。まさに、その相手への感謝の気持ちがどんどん大きく膨らんでいく・・・・と思います。その気持ちは、まさに相手を尊重する心であり、その心が「知愛」へとつながると思います。

この相手への感謝の気持ちを日々実感しながら、自分自身が成長し、同じように、相手も成長する。まさに、相手とともに、自分とかかわる方々とともに、「人間としての成長」、つまり、「人間形成の道」をともに歩む・・・・それが、私たちが愛好している剣道・居合道・杖道のすばらしさだと感じています。 その自分を支えてくださっている相手に対して、その方を否定し、人権を脅かす行為、その方を傷つける行為を行うなど、どんな理由をあっても許されることでは、ありません。その行為を根絶するために、剣道にかかわる一人として大きな責任があることも実感しています。

最後に、再度「全剣連リーフレット」から「あとがき」の一文を掲載します。

剣道は、試合あるいは勝つことが最終目的ではありません。伝統的に、師匠が弟子とともに『行ずる』ことにより技術とその精神を教えること(師弟同行)が指導法の真髄とされてきました。指導者は、指導を受ける者の技量の向上や人格の形成に大きな影響を及ぼすことを自覚し、コミュニケーションを大切にしながら指導に当たられますよう宜しくお願い致します。

静岡市剣道連盟の皆様におかれましては、指導する者、指導を受ける者という立場をも越えて、「剣道・居合道・杖道を愛好する」という同じ心をもつ者として、いっしょに「人間形成の道」を歩んでいきましょう。

静岡市剣道連盟の概要

静岡市剣道連盟の概要

1.加盟団体数

剣道教室・スポーツ少年団28、中学校27、高等学校13、大学・一般24、居合道13、杖道6の計111団体(令和5年4月30日現在)

2.指導理念

全日本剣道連盟「剣道の理念」(「剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。」)のもとで、各種事業を実施し、会員の技術の向上と人間形成を推進することを重点としています。

3.組織

静岡市剣道連盟では、次の委員会を設置し、事務局とともに諸事業を行っています。
1)選手強化委員会 2)大会企画運営委員会 3)審判員選考委員会 4)級位審査委員会 5)級位審査員選考委員会 6)少年指導普及委員会 7)広報委員会 8)居合道委員会 9)杖道委員会 10)組織安全管理員会

4.事業

会員の剣道・居合道・杖道の技能向上とさらなる普及を目指して、次の事業を行っています。

  1. 剣 道
    • 鈴与グループ杯少年剣道大会
    • 万灯みたま祭奉納少年剣道大会
    • 静岡葵ライオンズクラブ旗中学生剣道大会
    • 近県青少年剣道大会
    • 市民剣道大会
    • 中学校新人剣道大会
    • ねんりんピック予選会
    • 高校団体優勝大会
    • 級位審査会(年3回)
    • 級位審査講習会(年3回)
    • 日本剣道形講習会(年3回)
    • 少年強化練習会(各月1回)
    • 審判講習会
  2. 居合道
    • 居合道段別大会
    • 指導者講習会
    • 講習会(年2回)
  3. 杖 道
    • 指導者講習会
    • 講習会(年)
  4. 稽古会
    剣道
    • 火木稽古会(小中学生~一般) 金土:一般
    • 朝稽古会(日・祝日)
    • 清水区清見潟稽古会(各月1回)
    居合道・杖道
    • 月・水・金・土

組織

委員会名簿(113KB)

賛助会員(順不同、敬称略)

(株)アイワホールディングス、(株)池田油業、(株)東海軒、(株)山西宝石、ゴンダゴム商事(株)、杉山自動車興業(株)、(有)技宝堂、(有)山与米穀、(有)静岡中央保険サービス、渡辺印刷(有)、山口徽章店、名入の川村、静岡県防衛協会、林学、港杖道会 佛井淑子、村松仁平、山崎忠雄、ヤマ・スポーツクラブ、静岡武修館、トリス歯科、はせがわ歯科、川口歯科医院、リンデン歯科医院、特別養護老人ホーム白扇閣、寺田武道具店、クマガイ武道具、文武武道具専門店、望月武道具、(有)正春武道具製作所、いちご園三軒屋、静岡第一テレビ
静岡市剣道連盟
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