会長あいさつ
「この3年間の経験」を糧にして
静岡市剣道連盟会員の皆様におかれましては、平素より本連盟(剣道・居合道・杖道)の各種事業の実施におきまして、ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
令和5年度が始まりました。4月30日に行われました総会において、令和5年度及び6年度の役員改選が行われ、新理事の理事会において会長に選出されました桂山洋一です。令和3年度~4年度に引き続き会長として務めるにあたり、あらためて、会員の皆さんがより楽しく充実感・達成感を感じることができる事業等を推進していくために、会長はじめ理事等役員一同、力を尽くしていきたいという思いを強くしております。
会員の皆様におかれましては、今年度も、本連盟の各種事業におきまして、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。令和5年度も会員の皆様が、安心・安全の中で、各種事業に参加でき、ひとりひとりの充実感があふれる連盟になるよう、会長はじめ役員一同、誠心誠意取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします。
「新型コロナウイルス感染予防の対応」から「日常の健康管理の継続」へ
令和元年の年末から新型コロナウイルス感染が広がり、この状況に対して、マスク着用、密集の回避、換気等の感染予防対策、その基盤となる自己の健康管理が励行されてきました。令和4年度末より日常生活において「マスク着用」が各自の判断に委ねられるようになり、令和5年5月8日から感染症段階が2類から5類と認定されることになりました。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染自体がなくなったわけではありません。感染拡大はいつでも起こる可能性があるという認識のもとで、日常の健康管理を継続させていくことが、剣道・居合道・杖道の修行を楽しく続けることができると考えています。
この3年間のコロナ禍は、私たちに、日々の健康管理の大切さを実感させることにつながりました。この貴重な経験を糧にして、楽しく充実した剣道・居合道・杖道に取り組んでいきましょう。
以下、昨年度の「会長挨拶」にも掲載した内容を改めて掲載させていただきます。
この内容をこれからも念頭に置いて、連盟事業を推進していきたいと思っております。
大切にしたいこと『交剣知愛』
『交剣知愛』・・・・「剣道を通して互いに理解しあい人間的な向上をはかることを教えたことば。稽古や試合で剣を交えた相手と、もう一度稽古や試合をしてみたいという気持ちになること。また、そうした気持ちになれるように稽古や試合をしなさいという教えを説いたことば。」(財団法人全日本剣道連盟「剣道指導要領」2008より引用)
剣道・居合道・杖道を愛好している皆様にとって、その稽古をすることを通して、様々な方々との出会いがあります。その出会いが「交剣」ということばに含まれていると思います。その出会いの中で、相手との稽古の中で、相手に打ち込めたことで自分の良さを実感したり、逆に相手に打たれたことで自分の課題を発見できたり・・・・をくり返しています。相手との稽古の中で、自分が少しずつでも成長していることを実感しています。相手から自分の成長につながる様々なことを教えていただき、今の自分がある・・・・。相手がいるからこその自分の成長、自分の成長を支えてくださる存在である相手、相手を尊重する思い、相手への尊敬の念。まさに、相手に対する「愛(おしむ)を知る」、それが「知愛」であると思います。
「剣を交えて、愛(おしむ)を知る」・・・・「打った」「打たれた」で終わらない、剣道・居合道・杖道の素晴らしさがある・・・・と感じています。その素晴らしさを実感できるように本連盟の取組を充実させていきたいと考えています。
大切にしたいこと『一期一会』
令和3年度、4年度、会長として各種事業の開始にあたり、「挨拶」をさせていただきました。その冒頭は「本日、ここに本事業を開催できたことを、本当にうれしく思います。コロナ禍の中ではありますが、参加者の皆様は、もちろん、所属団体の皆様、参加者のご家族の皆様、そして、本事業の役員が、感性予防の対応を誠実に行い、この日を迎えることができたからこそ、開催できました。」という言葉でした。「少しでも感染が広がっている状況であれば、この事業は実施できませんでした。今日という一日、この事業に参加できたことに感謝して、精一杯の取組をしましょう」という気持ちを込めて話しました。同時に、開催するために各担当が様々な予防対策をし、準備を進め、当日の運営に尽力していただいたことに感謝しています。
そのときに頭に浮かんでいたのが『一期一会』という言葉です。この言葉は茶道の心得を表した言葉で、「どの茶会でも一生に一度のものと心得て主客とも誠意を尽くすべき」という心構えを表しています。
コロナ禍の中、ひょっとすると明日からまた稽古ができなくなるかもしれない。だからこそ、「事業を実施できる今」、「稽古できる今」を、「一生に一度の機会」と捉えて、「今やれることを、精一杯やり切った」という実感をもてるように取り組むことが、とても大切であると感じています。
「一期一会」・・・・自分とかかわり合うすべての「ひと・もの・こと」との出会いに感謝し、そのとき、そのときの稽古を充実させていくことが、静岡市剣道連盟で大切にしていくことであると考えています。
静岡市剣道連盟の概要
1.加盟団体数
剣道教室・スポーツ少年団28、中学校27、高等学校13、大学・一般24、居合道13、杖道6の計111団体(令和5年4月30日現在)
2.指導理念
全日本剣道連盟「剣道の理念」(「剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。」)のもとで、各種事業を実施し、会員の技術の向上と人間形成を推進することを重点としています。
3.組織
静岡市剣道連盟では、次の委員会を設置し、事務局とともに諸事業を行っています。
1)選手強化委員会 2)大会企画運営委員会 3)審判員選考委員会 4)級位審査委員会
5)級位審査員選考委員会 6)少年指導普及委員会 7)広報委員会 8)居合道委員会
9)杖道委員会 10)組織安全管理員会
4.事業
会員の剣道・居合道・杖道の技能向上とさらなる普及を目指して、次の事業を行っています。
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- 剣 道
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- 鈴与グループ杯少年剣道大会
- 万灯みたま祭奉納少年剣道大会
- 静岡葵ライオンズクラブ旗中学生剣道大会
- 近県青少年剣道大会
- 市民剣道大会
- 中学校新人剣道大会
- ねんりんピック予選会
- 高校団体優勝大会
- 級位審査会(年3回)
- 級位審査講習会(年3回)
- 日本剣道形講習会(年3回)
- 少年強化練習会(各月1回)
- 審判講習会
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- 居合道
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- 居合道段別大会
- 指導者講習会
- 講習会(年2回)
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- 杖 道
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- 指導者講習会
- 講習会(年)
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- 稽古会
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剣道
- 火木稽古会(小中学生~一般) 金土:一般
- 朝稽古会(日・祝日)
- 清水区清見潟稽古会(各月1回)
- 月・水・金・土
組織
賛助会員(順不同、敬称略)
静岡市剣道連盟
事務局:
〒422-8025
静岡市駿河区水上7-11
TEL・FAX:054-293-5100